自分らしく働くために
NKCの女性社員
入社後のキャリアパス
2024年入社軸受事業部 生産技術部にて金属材料の評価等を担当
学部は工学部系で、材料工学のコースを選択していました。1、2年の頃は主に有機化学や無機化学の授業を中心に履修していましたが、3年生の後期になって研究室を選ぶ際に、金属系の方に興味が湧いてきて、思い切って未知の分野に挑戦してみようと考えるようになりました。そこで、金属系の研究室を訪れた際に、指導教員や研究室全体の雰囲気が魅力的だったことも決意した理由の一つです。研究室では主にチタン合金の研究に取り組みました。
就職活動では「金属製品のものづくり」「やりがいと責任感を持てる仕事」「充実した福利厚生」の3つを重視していました。当初は鉄鋼メーカーを検討していましたが、全国転勤や女性が少ないイメージが不安要素でした。研究室の先輩の勧めで中西金属工業を知り、女性社員が多く活躍していることに安心感を持ちました。また、説明会で新幹線用保持器や自動車部品など、生活に欠かせない製品を数多く手掛けていると知り、やりがいと責任感を持って働ける環境であり、自分の成長につながると感じました。四国出身で大学院まで地元で過ごしてきた私にとって、一度は県外で働く経験をしたいという思いがありました。その一方で、近畿圏であれば実家にも気軽に帰省できるため、その点が希望条件に合致していたことも大きな決め手となりました。
生産技術を一言で表現するなら、工場で製品をつくる工程を効率化することです。日々の業務においても、「ここを改善すれば、この作業が減らせて、もっと効率化が図れるのでは?」といったアイデアを出して検討しています。私は現在、主にメーカーから仕入れた金属材料の評価を担当しています。新しい材料が従来と異なる製造方法や場所でつくられると、材質に変化が生じることがあり、それを使用しても良いかを判断するための評価を行っています。また、製品の硬さを調整する熱処理も担当しており、熱処理後に規格内に収まらない場合は、条件変更について検討しています。経験が浅いので、直属の上司に相談しながらサポートを受けて業務に取り組んでいます。
名張工場での現場実習では、2–3日から1週間程度の期間で複数の部署を回り、作業員の方々の作業を見学したり、実際に作業を行いました。グループ長からは、「ただ作業をするだけでなく、どのような改善ができるかを考えるように」と指導を受けていたので、私は作業をしながら自分なりに改善案を検討し、「こういう方法はどうでしょうか?」といくつか提案したことがありました。すると、現場の先輩から「その方法は以前に試したものの、このような理由でうまくいかなかった」とフィードバックをいただき、さらに、他に検討した改善策についても教えていただきました。私のような新人の意見にも一人の技術者として真剣に耳を傾け、向き合っていただけたことに感激したと同時に、ものづくりの現場が一人ひとりの弛まない工夫の積み重ねで成り立っていることを実感しました。実習を通して、技術者としての大切な姿勢を身をもって理解できたことは、大きな収穫となりました。
私が実感しているのは、若い社員にも積極的に仕事を任せてもらえることです。入社1年目の私も、上司から「どう思う?」と頻繁に意見を求められます。まだ未熟な答えをしてしまうこともありますが、その都度指導を受けることで多くの学びが得られます。それだけでなく後で資料を用いながら詳しく説明をしてくださることもよくあります。これは私の上司だけでなく、他部署の同期の話を聞いていても、若手に裁量を与えつつ育てていこうとする風土があると感じます。もちろん、仕事を任されるには緊張感が伴い、「まだ見習いだから」といった甘えは許されません。しかしそのおかげで、責任感を持って集中して取り組むことができ、自分の成長に繋がっていると感じています。
私にとっては、技術的な研修機会がしっかりと整っているところが魅力です。私が所属する軸受事業部では、入社から2年目までは定期的にセミナーが開催され、技術的な知識や自社製品の特徴などを深く学ぶ機会があります。実際に現場で体験しないと分からないことも多いですが、事前に基礎知識を持つことで、より自信を持って業務に臨むことができ、私にとってはありがたいです。また、福利厚生が整っており、有給休暇が取りやすい点も働きやすさにつながっています。グループ長からも「しっかり休んでね」と声をかけてもらえるし、職場には女性社員も多いため、相談しやすい雰囲気があります。女性の先輩方が気軽に「最近どう?」と声をかけてくれるので、リラックスして働けることはありがたいなと思っています。また、定期的に人事や上司との相談機会が設けられ、「困っていることはない?」と気にかけてもらえることも安心感につながっています。
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